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そんな中、文化庁は国立国会図書館のデジタル化された蔵書を民間の電子書店を通して無料配信する実験を開始すると発表した。
国会図書館の蔵書を電子化、無料配信実験実施へ
これまで国会図書館では出版物のデジタル化に力を入れてきており、今回の無料配布実験は、そのデジタルデータをさらに有効活用するための施策のようだ。
今回、配布されるプラットフォームは”紀伊国屋書店の電子書店を通して配信”とあるので、きっとKinoppyのことではないかと思う。
私はkinoppy愛用者なのでうれしい限りだ。
各出版社の思惑や、著作権の問題、本離れなど様々な事情により電子書籍市場がいまいち盛り上がっていない雰囲気でこれらの問題が解決されたわけではないが、日本の図書館のトップとも言える国会図書館がこのようなに電子書籍の普及を後押しする試みを始めることは良いことだと思う。
ちなみに、国会図書館の所蔵物のデジタル化にご尽力いただいたのは長尾真 前館長だ。
引き続き、国会図書館には所蔵物のデジタル化を頑張っていただき、さらに一般の人が膨大な所蔵物に簡単にアクセスできるにしてほしいと思う。
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